PHOTO SPOT

MURANAKA SHU-GO!

8月31日

 

『ふえる物体』
誰かの👋に生み出される大小様々な物体
位置、配色、設計、全部を誰かが決めてる
ついでに遠くで誰かが私の人生決めようと👋招きしてる
抗いたいのは物じゃないから
どんな👋法を使ってでも勝👋しなきゃいけない
とびきりbye👋使う今


YONOZI

9月7日

 

『役目』
使い捨てらてる。よくある話。
何だか虚しい。



9月14日

 

『後ろめたい目』
拾って選んで捨てて。
まるで細胞が新調されていく過程と似て。
日めくりのカレンダーが増えることがない事実とお揃いです。
気持ちよくあきらめ使い切ってみよう。
無くすことなどなにも怖くない。
楽しい消費社会。

9月21日

 

『生まれる』

ある人は言う「生まれる過程にこそ意味がある」
また、ある人は言う「生まれたものがすべて」

 

評価との戦い。


9月28日

 

『思春期』
チクチク
そわそわ
男子3ミリだけ浮遊

 

女子地に足ついてる

10月5日

 

『俺らの時間』
男にしかわからない世界がある。
特別なことなんかいらない。
今を楽しむ。それだけさ。



10月12日

 

『一人でも幸せになれるよ(二人でも幸せになれるよ)』

だから留守電入れとくね。 これからのこととかそういうところではなく、 重要なのは案外過去からの繋ぎ目だったりするし、ぼくは暗号を解くように、しっかり考えておくことにしたよ。 あっという間に夏が過ぎてしまったこともきっと関係してる。

 

もっと深い部分で感じてる夕焼けのあとにくる暗闇が、二人を結んでくれる秘密の作用点。


10月19日

 

『1:1』

いま見ている世界はホンモノなのか。 実はいま夢の中で、ホンモノの自分は寝ているのかもしれない。  だとしたらどうなるのか。 どうにもならないだろう。

 

 いつだって自分が見ていることこそホンモノなのだ。




10月26日

 

『感』
ただの右目と優しい左目が失われても、
両手の冷たさで季節に気付かれてしまう。
満員電車の奥の奥、そんなところにいても、
どうか遠くの光を見ていてよ。

11月9日

 

『宇宙』
3時間目睡眠。
空も飛べるし、念願の二足歩行だって夢じゃない。
夢じゃない?
虚無こそおいしいとこ取りできる。
現世は長老猫の宇宙飛行士。

 


11月23日

 

『花なんかしらない』

誰もいない夜。

己のためだけにひっそり咲き枯れゆく花。

それらはこれからの私にどんな作用してくれるの。

時間以外は何も頼りにできないと何もかも諦めてしまった遠い日。

それでも何かにすがりたい気持ちがどこかにあるのなら、それは一握の光であり、唯一の不幸として大事に背負って生きていこう。

 

時間が解決できない大事な苦しみ。誰にも奪われないよう、一番目立たない靴下の中へ。


12月7日

 

『自転の仕組み』

季節の上、ぼくらは歩いていくよ

アクセルちょい踏み

どうぞ横ノリでゴーゴー

今日が無くなっても

 

明日も一緒がいいね


12月21日

 

『反射』

昨日⇔今日、往来し、君知らぬところで普遍なことをたくさん知ったよ。

そしてまた今日が明日へ僕らを押し出してくる。

 

さあメトロからの誘いは跳ね除け、光に抗おう。


1月4日

 

『春』

静かな部屋の中で、私は春の訪れを待ちたい。

いつからか冷えたこの手を包むような、あたたかい詩が聞きたい。

 

小さな期待を仄めかしてくる、卵焼きの香りと似た春を、私は好きでいたい。


1月18日

 

『手』

繋いで結んで喜んで

殴って傷ついて

ねえ、実は手には心がちょっとあるのかもしれない。

そういえば「手が荒れてる人は頑張り屋さんなのよ」と母は言っていた。

 

やっぱり心は手の中にあるのかもしれない。


2月1日

 

『オモテウラ』

あん

いを

うわ

ウラオモテ

面が裏

時々地中、されど海底

私はあなたで、

 

あなたはあなたでしかない


2月15日

 

『空の噂』

そんなことは鳥に聞いてみてね。飛行機は仲間はずれ、知らないよ。

空と宇宙の境目で指を2回鳴らすと願いが叶うんだって。

でもぼくにはスカイツリーで充分かな。 

 


フィニッシュ!

3月1日

 

『これから』

優しさを泥濘に置いてきて、明日はどこに行こうか。

まずはこのテーブルを囲みながら、じっくり明日の予定を教えてみて。

1.2.3

ほら!見えた!

黄色い未来赤い未来青い未来。

マーブルになって、うつつになって。

四方からきっと呼んでるよ。

 

さてと、さ。

11月2日

 

『中身はなんだろ』
ある場所の郵便ポスト。ポストを開けると何があるのかな。
秘密のお宝が入ってたり。別の世界につながっていたり。
なんだか期待して楽しくなる。
 まぁ、結局ナニもなかったりするんだけどね。


11月16日

 

『役目』

 

 生まれてこのかた何かを支えるのが役目。どれだけのモノを残してきたのだろう。時代は変わりアナログからデジタルに。時代はわかる。安定なんてない。


11月30日

 

『聞かせておくれ』

 

「動ける?」

返事はない。

 もし、君と話ができるなら聞きたいことが1つある。

「幸せですか?」

 

 


12月14日

 

『侵食』

黒い部分が大部分。

白い部分はごく一部。

なんでこんなことになったのか。

どこまで戻れば。

 

もう戻れない。


12月28日

 

 有』

これまでを振り返る。

いったい何を残したのか。

自分が残したもの=自分の価値

だとすると自分の価値はどのくらいなのか。

「そんなの気持ちの持ちようでしょ」

そうなんだろうけど、その気持ちはみんなその日の体調・心境で違うのが当たり前。

どう測ればいいのか。

価値の計測器があって、評価してくれれば、自分の価値がわかる。

 こんなことを考え続ける。

もっと気楽に生きたいな。


1月11日

 

『130円』

なんだかいいことないなぁ。

そんな顔して歩く君たち。

一人で歩く冬の夜道は淋しい気持ちになるよね。

僕をみて。

君たちのポケットにあるたった130円で僕が温めてあげるよ。

 

それが僕の役目だから。


1月25日

 

『神様、どうか・・・』

 

「今年の運勢は・・・」

財布に入っている平成3年生産の100円と引き換えに、今年の1年を先読み。

  なんだかわかるようなわからないような文章の羅列。

 とりあえず、気になるとこを見て一喜一憂。

良い運はそのまま持ち帰り。

悪い運は神頼み

「良い1年になりますように」

願って入ればいつか幸せがやってくる。

 あとは家でのんびり待ってよう。

ピンポーンという音とともに神様からの幸せの宅配便。

なんて、そんな都合のいい話なんてない。

 気づいてるはず、結局は自分がどう動くか。

でも一人で頑張るのは辛いから。

 

「神様、どうか幸せになる手伝いをしてください」


2月8日

 

『標高1,181m』

あと少し

とどくかな

少しだけでいい

 

しらない自分にあえるはず


2月22日

 

『顔』

底に積もる濁った重いもの。

なかなか無くならない。

上っ面ばかり良くても、滲みでる。

あなたのものをくれますか。

 

そしたら何か変わるかも。



PHOTSPOT
一年間の活動が終わった。始まりは、何かやろうだった。好きなことは何。やってみたいことは何。と、ちょうど一年前頃、BRUTUSの写真特集を手にし、写真についての言い知れぬ期待とワクワクがあった。奥の深さを感じ、偉業と思い、カメラを撮る活動に大きな憧れがあった。森山大道がカッコイいとおもい、ホンマタカシの海写真のposterを家に貼り、アラーキーは巨根のごとき存在感だった。
m.シューゴは、大阪で出会った。よのじは横浜で出会った。どちらも仕事を通し、知り合い、若者だった。2人には共通点があった。学生時代、写真をやっていたこと、世の中を切り取れるチカラがあり、眼を持っていた。そして若者だった。馬鹿者だった。言い知れぬ雰囲気が2人から、ときより感じ、それを引き出し、そして自身の何かを引き出してもらおうと思った。オレは、若者たちの持つ、不満と希望が好きだ。何者ではない自分を何者にするのかを決める20代が、ふりかえってみれば、きっと一番楽しいはずだ。

 

制作物たちは、他者にふれられて、はじめて作品になる。触れられれば触れられるだけ、成長する。名前がつき、スタートしてから、彼らは変遷という名の成長を遂げ、解き放たれた。不器用で真っ直ぐなよのじは、多彩な変化球を持つm.シューゴに憧れ、世を違った角度と覚悟で対峙するm.シューゴは、ストレートの持つ強さを知る。そのやりとりは、ミクロなセカイで表現され、オレは見届けさせてもらえた。ひとえに、このような企画に参加してくれた、2人の勇気と優しさに感謝している。まかれた種は、俺は誰かに届くと信じ運び続け、2人もこの種が何かのカタチできっと咲くはず!ありがとう。