以前と違って見えたモノ

最近、洋服を捨てている。洋服はやや乱暴に買ってしまう傾向があるのだが、一方で気に入ったモノは長く愛用したり、一つでもいい特徴があるものは、1度も着用しないシーズンが何度も続いても期待を込めてずっと保有している展開が多い。そんな洋服を捨てる時は、その洋服にキスをして「ありがとう」と呟きながらゴミ箱に捨てる、気持ち悪い風習が自分にはある。そんな洋服たちのお別れが今年は多い。そういう脱皮な気分であることが最も大きな理由だが、家人の助言と自分の中での変化もウェイトとしては大きいと思う。同じものであっても時間の経過の中で、印象が変わってしまうものの一番寂しいものはヒトかもしれない。プラスに転じたヒトたちも最近いる。それはBOOWY。YouTubeで昔の映像を見ると、めちゃくちゃカッコいい。氷室京介がめちゃくちゃキレててカッコいい。曲は好きで口遊んでいたが、曲は単純コードでヒトにカッコいいとは言いづらかったが、彼らはパンクなんだとわかると気持ちも変わる。コードはシンプル、でも突発的な発想の曲、メロディはPOP、佇まいはパンクといった構成で、最初はやたらとコードがシンプルでちょっと恥ずかしく思っていた(ニルヴァーナやピストルズ、ブルーハーツとは違い)。例えば「image down」という曲などヘンテコな曲が多くて、高校生ながらになんか変わっているなと仲間と話していた。さっきも書いたがメロディはとても好きだった。佇まいはパンクではなく、田舎のヤンキー、ヴィジュアルバンド的なイメージだったが(そういう雰囲気もあるが)、世間に向かって立ち向かう王道パンクな出で立ちにちゃんと見えた。ピントがあったというべきか、今更、BOOWYの見方が変わるとは・・・

イントロは短いし、いきなりAメロから極上な感じだし、ギターはキラキラしてるし、ボーカルは気合いが凄まじい。好きだぜBOOWY!

そして今一番変化とともに感銘を受けているのは、HIPHOP。年々興味関心が高まっている。遅いよな。。もうすぐ41歳だもの。