センパイ・タメ・コウハイ

自分のことを最も大事にするヒトは、一人で過ごすことが好きなのかもしれないと、ふと思った。一人で過ごすことが好きな人であっても、ずっと一人がいいヒトと、そういうわけでもないヒトに分かれる。また、誰かと過ごすのが好きだからといって、自分以外を大切にできるヒトではないかもしれない。などなどと傾向とは所詮そういう堂々巡りの部分もあると分かっていながらも、自分の傾向から自分自身を突き止めたい衝動も時より発生している。その傾向に合致しているかもと思うことの一つに、良きセンパイという存在が少ないということがある。それは、生い立ちも関係あるかもしれない。長男であることや体育会系での経験値が少ないこととか。体育会系ではなく文系のくせに、年齢の上下関係には少し厳しく見ている自分もいたりする。良き友人が一人いればいいと思うのと同時に、いいセンパイも一人いればいい。いやどちらも2人がいいなとすぐに思い直した。その辺はいいとして、そして良きセンパイの身近じゃないバーションを見つけた。というかかなり昔から知っている存在なので、見つけたのではなく、気づいた。それは・・・スチャダラパーです。え?と思う、数少ないこのブログを読んでいるヒトたちもいらっしゃるでしょうが、2018年4月に気づきました。

リアルでの良きセンパイのいでにぃさんから、色々とオススメを受けて、去年来スチャダラパーブームが我が家にやってきていた。ライブを見に行ったり、レコード聞いたり、YouTubeを見たり、彼らが発行しているZINEを読んだり、、と俺はもちろんだが、家人や長女も少しずつ身をスチャダラパーに寄せ出していた。そして、2018年の4月は日比谷の野音に長女がLIVE体験デビュー。弟も家人も一緒に入れなかったが外で口ずさんだり、踊るというのに近い反応をしたり。スチャダラパーの作る音楽や社会への眼差しは、とても俯瞰ベースであると思うし、真剣であり遊びが吻団にあり、優しいし毒がある。10コ上の彼らと彼らの周りにいらっしゃる方々と、私の連結感は知れば知るほど自分に十分あることがわかり、この兄貴たちを信じてついていきますという気持ちにさせられている。アラブの春改め、GOOD LOVEの春を迎えております。頼るものを増やしていきたい。もっと受け入れたいYO!の春です。