2018年の幕開けじゃ

よく晴れた正月だ。目の前に大橋歩さんの文庫本「日々が大切」が置いてある。大橋さんを良く知らないけれど、このヒトの歩という文字が本屋で目に入り、家人と歩という名前の候補となり、一気に歩に決まったのである。その直感の後に、歩という意味合いに少し想いを膨らませて、夫婦の中では、即決に近かった。その後も名前付けまで時間があるので、対抗馬を勿論探したが、出てこなかった。ネーミングの天下一武道会で歩が優勝したのだ。ネーミングは舞い降りる代物だ。舞い降りるまでには経験や思想が混在するので、どうでもいいのではない。練り練ったネーミングも素晴らしいだろう。凄い精神力だともいえる。結局一番最初のアイデアが良かったりすることも往々にしてあるだろうし、はっきりとランキングが付けばいいけれど、袋小路に入ってしまって苦しい場面もあり、結局は自分でこれでいいんだという直感が効くはずだ。字画で選ぶヒトもいるけれど、名前だけ字画採用しているんだろうかと思ってしまう。名前が特に大事なのかもしれないが、太古から名前は呼び分けやすい為の便宜上の記号だったはずだ。名字にはおそらく血筋という大きな冠があり、族を表すのでこれまた大きな記号だと思う。記号の内容を文字のカタチで決めるなんて、すごい原始的だと思う。俺には分からない感覚だ。デザインというカタチでいいならプリンスのようなマークがいいなと思うよ、お父ちゃんは。歩、今年は2回目の春をむかえますね。まだまだ初々しいでしょうね。今年も生きていこうな。