夏が終わって、秋風がふいている。僕は風邪をひいているかもしれない。

大好きな夏が終わってしまった。海には10回ぐらい入ったのかもしれない。そうだとすれば一夏の最高記録だ。最高記録ってやつをまだまだ出せるぞ俺。お店屋さんという飲食の提供の初体験もPIKA!社ハウスで経験した。友の紹介で、初体験の仕事にもチャレンジ中だ。よく寝ている俺だが、俺にしては活動している夏だったといえる。念願の海の側に住んだ暁だ。大事な友だちや新しい友だちとも交流できたことも、いい夏だった。バーベキューも楽しかったし、いい植物たちが我が家に来たり、家族写真は4人となった。そんな夏だが、失ったモノも、あまり出来なかったこともあった。読書や映画はほとんど見れなかったし、ギターもロクに弾いていない。このヒトととのお付き合いはちょっと・・と思ったヒトもいた。いいこととそうじゃないこととのバランスの傾きはシーズンによって区々だが、圧勝ということはないし、トータルでいいことが多いと感じれれば幸せだと思うに至っている。昔から、恵まれていることも多くあったと思うけれど、全部がいいなんてことはありえないと、とても疑い深い考えであった。それは人生経験が少ない時からそうだった。いいことばかりだと天国ではなく地獄にいくのではと思い、小学生の中学年時代は、お祈りしてから寝ていた。お祈り内容は、野球に硬球に、「天国で家族で住めますように」なんてことを書いて神棚みたいに飾り祭っていた。そのボールはいまだに実家に置いてある。その願いの一つであった家族とは、その時の家族ではなく、今の家族に変わっている。生家の家族とはもう仲良くないからね。

昨日のTV番組72時間は、甲子園を応援する北九州の地区の話で、号泣だったな。甲子園という大会もこれからも残っていってほしい。選手が主役であるけれど、出れなかった選手や裏方、監督、応援する家族や地域、同級生、卒業生、未来の甲子園児、懸命な彼らを応援している関係のないすべての人々も、選手に自分を投影してみている。それぞれが人生の主役だ。

幾年後かの夏、このブログを見返した時には、どんな夏が過ぎていったのだろうか。