やりかけのライダー

最近、いいラー油が作れました。三宿にある「新記」という中華飯店で、改めて中華の素晴らしさで先日、目覚まし。点心や青菜板炒め、イカしたザーサイ、とっても美味しい炒飯、肉汁あふれちゃMAX餃子、シメのごま団子。。色んな人に食べさせたい。近所の「横濱屋」も、前の家のそばの松陰神社「松浪」も。前の前の前の家のそばにあった神楽坂「梅香」、板尾創路オススメの薬師寺前「丸長」、そしていつか行きたい藤沢にある「ら塾」もすべてめちゃくちゃ旨い(だろうも)。俺はラーメン屋さん巡りなんてしていなくて、見つけたお店を永らくご愛顧する。舌臆病だと自覚しているし、舌保守的というほうがピッタリか、あの店に「いっちょ行ってみるか」とはならない。確実に味わえるあの味を掴みにいく派なのだ。初めてのラーメン屋さんに入ったとする。冒険はしない。というか出来ない。醤油か豚骨か味噌かは分からないけど、その店のメインしか頼めない。炒飯や焼きそばだって大好きだが、ラーメンを食べなかったことを後悔しそうで頼めない。そんなわけで一人じゃない、中華飯店は最高だ。色々つまみ食いできる。つまみ食いを通り越して、みんなより少しでも多く食べようとしているからご用心。寿司も焼き肉も洋食もきっとほとんど食べきれないんだろうなと思うと結構寂しい。いつからか「食べること」が暮らしの真ん中にいる。楽しみでしょうがない。少しずつデブになってきたので、美味しいものを食べる為に、ほぼ毎日走っている。昔の俺は、マッチ棒と言われたり、病的と言われたり、難民と言われるほどのガリガリ君だったのだ。鎖骨の凹みがすごくて、そこで金魚がかえるのではと友だちに揶揄われたりしたものだ。海にもいけなかった。裸体に自信がないのだ。漢である生き物が裸に自信がないのは致命的でしょ?どうやって自信をもつのだ。でも、ロックンローラーやパンカーはガリガリ。イギーポップも甲本ヒロトもマーシーもデビッドボウイをみろ。カッコいいな自制して闘っている漢たちは。俺はどっちにいくつもりだ。俺はまだ抵抗しているよ。少しの膨らみは喜んでいるけれど。