アウトサイダーとかせきさいだぁの違いを知る。

アドルフヴェルフリの個展へ行く。初めてみる作品。とってもいい。配置、濃密さ、色使い、雰囲気、格好良い、ひらけた感じ、見ていてキモチいい。東京ステーションギャラリーの雰囲気も素晴らしく、作風とマッチしていた。ジアウトサイダーの特徴は、閃きが突然のようにやってくるので発展性がないのが特徴だと、一緒にいった絵描きの友人からきいた。天才であるからして、誰からの要請には的確に応えられない。プロセスと結果がすべてということだ。そのことを引き換えにした人生はかなりの劇薬劇場だ。そんなヴェルフリに絵を描かせた、周りのひとたちもすごいと思った。なんせ、1900年前半のことだから。その後世にスイスより届いたファンタスティック・エキセントリック。一日で鉛筆を2、3本使い果たすこともあったと年表であった。それは今、同い年である39歳での一文。捧げるチカラ、渾身のチカラ、覚悟、生き様、すごいのよなアーティストってと心地よく尊敬する。東京駅はGW真っ盛り。ハイテクニックなビルディングと叙事的な歴史がハードが混ざり、ハートは物欲と物見遊山中の人種の往来も激しい。ギャラリーを出て人ごみをかき分けて、片岡メリヤス作の、ふくらむちゃんを見に行く。バッチリ商業にはまれている。重厚さはヴェルフリと違う。重ければ、その時に評価されるわけではない。でも重厚さは基本残る。誰もまね出来ないから、唯一無二だから。売れる人と売れない人も差は、自己プロデュースの差でしかないと思う。売れるのがゴールではなく、自分の内なる物を表現しくすのが芸術家だと、再認識した。その後渋谷へ移り、スタジオパークへ行き、どーもちゃんがいた。ふくらむちゃんの仲間にみえた。朴訥したNHKの敷地内は、家族連れが多く、ベタが多く溢れ、和んだ。自分の中のアーティストの部分が消えかかっている。それも含めて、自分だ。どこが一番表面にでるのか、眠るのかの差だ。そういうキモチで飲み屋で仲間と語り合った。そういうわけで、酒がうまかった。

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コメント: 10
  • #1

    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:15)

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  • #2

    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:17)

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    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:18)

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    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:18)

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    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:18)

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    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:18)

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    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:18)

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    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:18)

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  • #9

    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:18)

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  • #10

    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 13:05)

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