自治会とトレインスポッティング

ベグビーが自分は無学と呟く。トレインスポッティング2は、バカものの成れの果てだ。かっこいいとまっすぐに思えた映画の続編。自分の感覚も変化し、相手(監督や俳優)も変化し、さぁどうなるかの四つ相撲。自分とは無関係とは思えない内容。何のために生きているのなんて思わず考えてた20代、目の前に快楽に向かい、好きか嫌いかですごいスピードで選択していた。その瞬間的なスピードにゴールがひとつでも定まっていたなら、もっと違ったとも思う。生き方なんだから仕方ないとも思うけれど、その生き方はいつ自分で身につけたのか分からない。浅田真央は、小さい頃に目標をたててクリアする喜びを知ったと引退会見で話していた。ソレ素敵と思って、ココロに残っている。タイミングで刺さるコトバ、聞こえぬコトバがある。そのキャッチするアンテナやチカラはなんだろう。分からないことばかりだ。自分が石器時代にいっても役立たないということは結構、昔からコトバ化していたので、気付いていたのか。直視することの煩わしさに目が眩んでいたという寸法だ。人の性が変わらないということも改めて突きつけられる。そんな一週間の始まりの締めくくりは、人生初の自治会出席。シックボーイも自治会に行く時がくるのだろうか。以外と熱い討論。真面目に暮らしを守ろうとする姿があって、安心した。俺も自分以外のための量を増やして生きていく。それが無学のバカものの違った進む道だ。一人では生きていけないのだから。