ながさ

 

東高円寺にある、U.F.Oクラブへ行き、山本精一のギターの音を、聞き、何をしているのか、見い入った。ボアダムズ、ROVO、想い出波止場、羅針盤などはのめり込ほど好きだった。エッセイ「ギンガ」も、当時、多感な俺を誘う書だった。その他のgroupやユニットやソロは、難解だったり、グッとこない時も多かった。今日はマニ・ノイマイヤー(GURU GURU)のセッションライヴツアーを見に行った。そのセッションには坂田明、ナスノミツルも参加していた。マニのドラミングは、妖艶で、音を聞いてもどう叩いているか分からない、深い穴の入り口みたいな感じだった。御年76歳。レコード屋で働いているときから、好きなgroup、GURUGURUなので、握手できて、ほんわりと嬉しかった。マニのパートナーのえつこさんとは、昔、鍋を一緒に食べ、生き様死に様の話をしたのを鮮明に覚えている。ドイツで暮らし、たまに日本にきているらしい。優しき魔女のごとし、ハリーポッターにでてきそうな柔らかきライフスイマー(ハリーポッター見たことが殆どないけれど)。このライブに誘ってくれたのは、20年来の仲間のあずーさ。変わり種が好きで、ピュアで、応援ココロを沢山持った魅力的なヒト。自分の色々あった半生を、変わらず、そこにいてくれるヒト。それぞれの関係性の距離はマチマチだけど、最近知ったわけではないヒトが、ライブハウスの空間にいて、俺はライブを見ているんだけど、その空間の隙間というような記憶や考えが頭や胸をよぎっていた。『ながさ』などの数値化されるものでは計り知れない、長短の交流史がそれそれにあって、そのことを思う時、『ながさ』はとても大事な響となって、自分の中に侵入してきた。「誰の知らない町」に行ってみたくなる時もあるけれど、関係性が幾重にもある人が在るセカイは、大きな宝物だとおもった。

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コメント: 6
  • #1

    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:09)

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  • #2

    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:12)

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  • #3

    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:12)

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  • #4

    -1" OR 2+432-432-1=0+0+0+1 -- (金曜日, 08 10月 2021 12:13)

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  • #5

    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 12:13)

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  • #6

    kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 13:05)

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