イツノマニカ

鼻が効くヒト、は確かにいて、自身はそういうヒトを目指していたことはないけれど、その方角に自分を向わせていた節はある。特に音楽は、クンクン嗅ぎ分けたいと、片っ端からフライヤーをみては、セグメント活動を、持てる集中力のすべてを注ぎ込んで、捨てる/残す/行く/壁に貼る、を選んだ。好きなイベントに行けば、入り口でもらうフライヤーの好みはほぼほぼ一致し、悩ましいスケジューリングを思った。

最近は、フライヤーが手元に届かない。SNSを使わないことが主因というわけではなく、Liveハウスが心地よくないと感じ始めた時から、心の距離は広がった。無駄なイベントもあり、いいイベントがあるから、良くも感じられる穴掘り宝探し感。無駄なものはありすぎるほどいいと唄う、草野さん、スチャダラパーのイベントに行ってみたいと友だちのインスタを見る度に思い、いつか岡村ちゃんLiveやオザケンLiveを体感したい、ヒップホップLiveは経験数が少なくイケてないな、たまやピーズのLiveっておーってなるんだろうな、レッチリをフジロックでみた衝撃波凄かったな、フィッシュマンズいたらな、まだ見ぬスゴイ音楽家をみてションベンちびりたい、、エレカシナンバーガールニルバーナサザンオールスターズブルーハーブブルーハーツ。。

 

いい音楽の匂いが沢山している時は、14歳、17歳、39歳。いつだって心臓がドキドキとうごいている。