ボアダムスやら

盟友、キャル主催のイベントに行った。見たかったのはYOSHIMI。古くは、ボアダムスのドラマー。今はというか、今もOOIOOとかを活動しているようだ。ボアダムス加入で初めてドラムをやったと記憶する。ヤマツカアイ、山本精一らと並び、スターなイメージで20年前見ていたヒトだ。その頃、ボアダムズ周辺が最高の音楽群だと思っていて、傾倒していた。ファッションもデザインワークも音楽の捉え方も、教えてもらったと思っている。いろんなライヴを見に行った。CDも沢山そろえた。今聞いたら、どう思うかわからないが、ボアダムスの「チョコレートシンセサイザー」、通称チョコシンは音楽の最高傑作だと思っていたりもした。赤武士、ハナタラシ、花電車、大竹伸郎×ヤマツカアイ、羅針盤、想い出波止場、、バンド名やアートワークもカッコイイものばかりで、音楽も本当は理解出来ないモノも多数の中、良いと信じていた。YOSHIMIはそんな中、紅一点でお洒落さんで、謎だった。超久々に見て、容姿はこうなるんだとか、ライヴでは存在そのものが曝け出されるので、こういう感じなんだとか思うことが沢山溢れた。石橋英子さんとタイマンっていう感じのシチュエーションだったのもあったので、また一端を見たんだなと思った。顔も前の記憶していた顔と違っていて、何が本当かわからなかった(記憶も)。謎なヒトだと思った。変わったヒトではなく、謎。自分にとって、いつも上をいく存在だなと思った。同じくKIRIHITOというユニットも見れた。これまた久々のライブだったが、こちらも多感な時に見ていたものとさして変わらぬ感覚を呼び込まれた。異質さ・オリジナリティ・突抜けた創作性・カッコイイ強さを見せてくれた。俺もさして感覚は変わっていないと思えたし、この凄腕japan前衛音楽家たちの頂は、世界に誇れるぞ!とまた思った。来場している沢山の外国人たちもカラダが揺れていたし、オーといった感じの顔をしているように見え、どうだい!と思った。それはあの頃、拳を握り、見ていたときのキモチと同じだった。