実家を２１歳でてから、９回目の引っ越しが迫っている。千歳船橋、藤崎（福岡市）、大泉学園、西新宿、神楽坂、三軒茶屋、東梅田（大阪市）、駒沢大学。そして次。たまに、その家、駅、道を通る時があると、「うわー」と声をだいたい出す。そしていいことだけを思い出す。もう会えない関係性、時間、感覚に強い郷愁を感じる。抱く思いを分かち合うことも出来ないから、せめてこのキモチを音楽に吹き込んでいきたいと思う。自分の好きなお店、路角、看板、他人の家、美味しい料理屋、公園、入院した病院、沢山歩いた道・・視覚から得た感情も、そのとき想い考えた色んな日も、遠くに行ってしまうような気分になり、切ないキモチが止まらない。仕事でも家でも恋でも、悪くなる前に終えることの難しさ。今の家の周りや家は一番これまでで気に入っていたから、中々の英断。サイコロの目を進んでふるときがきた、とするの巻。俺の父親は友だちが多くよってくるタイプ。母親は友だちをいらないというタイプ。俺はそのことをよく悩んだり、考えたりする。父親みたいになりたいと思う。母親みたいになりたいと思う。そんな想いが行ったり来たりで、３９歳になっても定まらない。定めることが一生出来ないなら一笑。偶然と必然の比率はわからずとも、住処を自分で自由に決めているんだから、いろいろ解決していきたい。そういう悩みが、年を取るとへると思ったが、増えている気がして、自分自身に心配となる、３９歳の夜（尾崎豊風に）。
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kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 11:52)
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kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 11:53)
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kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 13:05)
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