島シリーズ 種子島

時間の経過とともに、悲しみも喜びも薄れていく。その日記録したことを記憶することは中々できない。去年は、八丈島に、今年は種子島に。時期も同じくオフシーズンなんだけど、海に入れる気候。どちらもハイシーズン以外は人気があまりない島のよう。島も観光に目覚めているというよりは、あまり気にせず、ただそこにあるといった感じ。なので目的の海も、整備されていない、ほとんど自然のまま海ちゃん。その加工されていない感じがとっても好き。いい海に入ると何かが削ぎ落とされ、カラダが軽くなる。都会ナイズされた俺にも、海や山などの自然界へのスイッチはなくさず持っていて、そのことを確認。改めて、子ども時代はとくに自然のそばじゃない、天然に触れれないような場所に長居すると感性が鈍くなりそうな気がする。そして食もおいしい。なんでしょ?旅マジックではないと思う。たまにいく、自然豊かな場所で感じる、こと。そして忘れて振り出しに戻り、幻想と現実を妄想交えていったりきたりする。全部は手に入らない。手に入るはずはない。ゴールだけ意識出来ない。してはいけない。日々という過程が最重要。対岸にいったとき、みえるこの会話。よく自分の中で発生する。発生後の処理の仕方は、未だに持ち合わせていない。台風が近づき、予定より先に帰る。二度といかない場所が増えていけたらいいな。きっと駄目な自分とももっと話し合いができると思う。