PIKA!な日

この日のイベントにむけて、それなりに準備をしてきた。参加者の人たちも大小差があれ、緊張や楽しみ、普段取りいろいろと感情は揺さぶられ、この日に突入。目先のことでは辿り着かないことが沢山ある。先の目標をちゃんと見据えて、軌道修正もかけながら進むやり方、一歩一歩を大事にして、その積み重ねで辿り着くトコロを向かい合うやり方、、近いか遠いか。俺は近いほうを選んでいる傾向が強い。絵を描く時も音楽を奏でる時も、何事でも。全体的な設計図を最初に作って、今、何をするべきかを掴んでいるヒトのやり方に感嘆する。誕生日や正月や落ち込んだ時等に、遠くの夢を探し、その夢や目標に向かって辛抱強くやっていこうと考える時が多い。が、失敗する。性分が直らないからだ。そのあいだに時は過ぎ、早39歳。だじゃれでサンキューの年齢だ。

今回のイベントは去年に続いて二回目で、昼間を素敵な場所、時間を過ごしたいと思い、自分の普段感謝している人たちに声を掛けて、美味しい時間を過ごそうと考えたイベントだ。イベントも自分を表現することに変わりない。何かをしたいと考え、やる。その繰り返しで俺は俺の道を進む。憧れや嫉妬や落胆や後悔はちゃんとあって、眠れぬときもあるけれど、今回出てくれた素敵なヒトたちと分かち合うことが出来るんだったら、やっぱり、自問自答しながら、やる。やる。やる。その積み重ねを自分ということでよいとしよう。大げさになったが、色々感動することがあり、まずは自分の感じて忘れちゃいけないもののひとつを記しておこう。来場者、参加者、なによりmadame dishにありがとうです。