フリーダカーロの遺品

『フリーダカーロの遺品』を見た。渋谷アップリンクは満員だった。みんな、フリーダカーロや石内さんや小谷監督が好きなんだなと、見回した。俺は全然知らなかったヒトです、フリーダカーロ。この前、川に遊びに一緒にいったヒトが、SHISEIDOギャラリーで展示していて、気になっているとか、家人がかなり見たそうにしていたり、違う映画の予告でなんかよさそう〜と感じたりと、ふとしたキッカケが集まり、俺も見なきゃに気持ちは変貌していた。朝からプールに行き、大好きな友だちの家に行き、友だちオススメのトンカツ屋さんで定食を食べ、暑さの中、渋谷の人混みをかき分けて、ギリギリついたら、欠伸が止まらないカラダになっていた。寝たら勿体無い、でもヤバイくらいの睡魔が顔面スレスレまでやってきて、まずは寝た。というのも、映画自体、とても穏やかで、深いところを感じさせる、暮らしや土地の匂いや呼吸を丁寧に紡いでいる静かなrhythm。確かにメキシコに行きたくなる。じっくり作ること、じっくり繋がりをもつこと、じっくり生きていくことは、何よりも魅力のある生き様のような気がした。また、シンキングライフ。フリーダカーロのように色んな苦難があっても、最後の言葉が、人生万歳!で俺もありたい。