ラグビー

秩父宮ラグビー場。ワラターズ戦。秩父宮球場に来るのは2回目。前回は雨の冬。カッパを着ながら、震えながら、冬のスポーツ・ラグビーを数年前に見た以来。昨今のラグビーの盛り上がりが、ラグビーに触れる機会を創出し、もっと魅力を知ることが出来るし、家人やらと分かち合うことも増え、今日の秩父宮は、往年のファンやrugger manや、にわかファンが、ギンギンの夏空の下、ラグビーの生を堪能していた。

選手たちは戦士のよう。見ている人たちは、ヒト科においてビーストにちかい、オスメス老若男女。文系や理系やポパイ系やIT系はほぼ居ない。近くのアイリッシュパブも、さながらワールドカップの映像に映る、唄う海賊たちの様相。サングラスやタトゥーがいざ並び、豪快に笑い、ビアーを飲んでいる。high touchをよくしている。試合は流石のオーストラリアのチームで一昨年の優勝国。強かったー。一人一人の隙のなさや、役割の全う感など一枚上手で、唸りながらみた、つえ〜っと。ウォーミングアップの身体の動かし方、身体の大きさ、ぶつかり合いの迫力。。彼等はヒト科として、僕等と何もかもが違う。その潜在能力の違いは、ヒト科として奥深さや芸術性を感じるに至った。見にきているオトコ共は、強さを意識した荒々しさ、筋肉隆々さ。その強さに惹かれるオトナ共の女らしさも際立つ会場。見た目の美しさ。獣のようなオスとメスが行き来していた。スポーツ世田谷塔のげんしんは、昔、「死に方を選べるとしたらどんな死に方がいい?」と聞いたら、即座に、「刀を構え、敵の大軍に向かい、気合の声をあげ突撃し、散りたい」と言っていたが、rugger manが背中姿を向け、敵に突進する姿は、それに似た覚悟と潔さがあり、俺は堪らなく、カッコイイとおもった。`