おしゃれ関係

バンド「むせいらん」のキーボードなどなどの、つねさんのかなり変わった個展に行ってきた。つねさんのことをつねさんと呼んだこともない。呼んだこともないので、どう書いていいか分からないので、そう書いている。ちなみに、このブログの字数をかせいでいる訳でない。この個展を行っている『bar 星男』では、つねさん初め、普段会わない人たちに会った。まず、つねさんは風邪や花粉避けのいわゆる普通のマスクの淵だけをつけることを推奨し、そのアイテムを販売している。マスクをしながら、お酒も飲めるし、キスもできると言っていた。ひとつ¥300だ。その場に居た、6人全員がそのマスクをしているbarの状態もまことに滑稽だが、なんだかそういう国に来たような気がした。たまたま居合わせた『増田ぴろよ』さんのお話や考えていること、発することも面白く、大いなる新世界な感じがした。そういう経験をだんだんしなくなったり、しないような気分で過ごしていると、いつの間にか、そういう感受性が失効していく気もする。その新世界の出入口が、『bar 星男』。出入口にくる人たちが、みんな多種多彩な新世界の住民にようにも見えた。新世界という大阪の地区はさらにディープ。デンジャラスもあるディープ。『普通』の人は打ちのめされる。『鈍感』な人はちゃんと帰って来れるくらいの新世界。もっとそういう出入口を自分も意識しようかな。

そして、今日は暑かった。クルマを運転し、ラジオを聴いた。ほとんど聴いたことない新曲ばかり。とくにBECKの「ワーオ」という曲のサビは、何かが懐かしく、旧世界へ戻っていくような気持ちで最高だった。