骨折からの、3

入院生活や痛みを有する生活を行うことで最たる痛感したことは、「この世は痛みでできている」ということ。というか、そんなーと思う人もいると思うけれど、NEWSになっているもののほとんど痛みが対になってあり、戦争も殺人も交通事故も障害も被害者はみんな痛いのです。しかもかなりの痛み。整形外科というカテゴリーは老人が多く、理学療法士が充実した病院だったので、リハビリセンターには老人80%、中年19%、稀に若人1%。理学療法士は若くてイケメンが多くて、おばあちゃん達も嬉しそう。理学療法士方々の説明やリハビリの進め方が秀逸だった。そんなこんなで6日間入院。本も10冊ぐらい読んだ。足はずっと痛い(動かすたびに)けれど、それ以外は丈夫で、風呂に入れないから頭が痒く、松葉杖は体力の消耗が激しく、長距離移動(500m以上)は賢明でないため、自然と動きが少なくなり、気持ちもゆっくりとした感じに染まっていった。我が家は階段で3階、両松葉杖のギブス生活、風呂に一人で入れない、家事など一切手伝えない、、暮らしが見つめ直す日々に突入。つづく