早川パワーとはスタジオでの奇妙なジャムセッションを２０００年来、休業期間中も含め、１６年間続けている。始めは、実家の浦安でケミカルブラザーズのライブがあって、早川パワーが見に行き、その帰りに我が家で泊まり、テクノにあわせてどちらがダサい曲を歌えるかがきっかけだった。それから１６年も続くとは。。ケミカルブラザーズも続いている笑。最初の録音は、羅針盤のアルバム『らご』のファーストソング、「永遠のうた」のカラオケ。その原曲を、先週、車中で二人で聞いて歌った（一緒に聞き、歌うのは１０年以上記憶にない）。その曲をアレンジして適当に歌った時に出た言葉を捩って、【ハズレッシヴ】というグルーム名も生まれた。というわけで本人たちしかわからないようなエピソードが沢山ある。新曲を作ろうと、これまでのコース、即興録音からいい要素を引っ張りだしての再現を１６年後の今も進行形で行う。１６年経っても即興を超える再現は出来ない。じゃあ即興ですべてやればいいということになるがそうもいかない。即興でキラリと光るところはかなり限られている。ほとんど正真正銘のゴミなのだ。再現の中にどれくらい即興領域を作るかがレシピだ。新曲の錆は「海の中にあるパール」、４thタイトルは「はずかしい偶然」。僕らのハズレッシヴ工場では、とあるものを作り続けている。
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kXvrbKwH (金曜日, 08 10月 2021 11:24)
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